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写真【内容紹介】「写真を撮るということは、写真に撮られるものを自分のものにするということである」写真は世界の断片を収集し、世界を複写する。多くの写真映像が氾濫する今日、写真について語ることは、世界について語ることだ。写真というメディアが社会や文化、そして人間の感受性に及ぼす影響を鮮烈に描き出した、ソンタグの名著の新版。スマートフォンやSNSによって誰もが日常的に写真を撮り、発信する現代において、ますます切実な意味を持つ、写真批評の古典にして金字塔。解説=村上由鶴(写真研究)【目次】プラトンの洞窟で写真でみる暗いアメリカメランコリーな対象視覚のヒロイズム写真の四福音書映像世界引用の小冊子──W・Bを讃えて訳者あとがき──アメリカと写真解説 汗をにじませた貴族 村上由鶴【著者略歴】1933年ニューヨーク生まれ。文芸批評家・作家。バークレイ、シカゴ、ハーヴァード大学で哲学を学ぶ。卒業後パリ大学で研究生活を送った後、『コメンタリイ』誌の編集者を経て、コロンビア大学その他で哲学を講じる。63年初の小説『恩恵者』、66年評論『反解釈』を刊行し、アメリカ60年代の急進的文学の旗手として注目を集める。評論作品に『反解釈』(ちくま学芸文庫)、『ラディカルな意志のスタイルズ』(河出書房新社)、『隠喩としての病い・エイズとその隠喩』(岩波文庫)、『他者の苦痛へのまなざし』(みすず書房)など、小説作品に『火山に恋して』(みすず書房)、『イン・アメリカ』(河出書房新社)などがある。2004年ニューヨークにて死去。