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海外文学【内容紹介】賭けに飛び込め! 運命を挑発しろ!ガルシア=マルケスをはじめ数多の作家に影響を与えたラテンアメリカ文学ブームの先駆者にして、メキシコの国民的作家フアン・ルルフォ。デビュー作『燃える平原』、不朽の名作『ペドロ・パラモ』に続く、その文学的終着点が、本邦初訳でついに登場!!メキシコのとある田舎町。片腕の不自由なディオニシオ・ピンソンは、町の知らせを大声で触れ回るお触れ屋をささやかな生業として、病身の母と貧しく暮らしている。ある夜、闘鶏で深手を負った一羽の軍鶏を譲り受けたところから、彼の人生は思いもよらぬ方向へと転がりはじめることとなる。やがて息を吹き返した黄金の軍鶏は、闘鶏で勝ち続け、富と名声を彼にもたらす。こうして町から町へと渡り歩き、賭けと歓声の中に生きる道を見出したディオニシオは、ある日、妖艶で抜け目のない巡業歌手ラ・カポネーラと出会う。世知に長け、男たちの欲と金のにおいを嗅ぎ分ける彼女と行動をともにして、彼は勝負の世界の裏側を知り、ますます運に身を委ねてゆくのであった。欲望と勝利の陶酔、目に見えぬ運命の鎖に引きずられ、孤独な男が行き着く先は……。巨星が放つ最後の閃光!ガルシア=マルケスとカルロス・フエンテスの脚本によって映画化もされた、欲望と宿命の物語。【著者略歴】Juan Rulfo出生登録によれば、1917年5月16日、メキシコ中部のハリスコ州サユラに生まれる。ただし本人は近隣のアプルコ生まれだと語っており、他にもサン・ガブリエル生まれとする説もある。1953年に短篇集『燃える平原』でデビューし、1955年には長篇『ペドロ・パラモ』を発表する。『ペドロ・パラモ』はガブリエル・ガルシア=マルケスをはじめ数多くの作家に影響を与え、ラテンアメリカ文学を代表する作品のひとつとして世界的に高く評価されている。主要作品は映像化の機会にも恵まれ、『ペドロ・パラモ』は2024年にNetflixで映画化されたほか、『燃える平原』所収の短篇もこれまで繰り返し映画化され、『黄金の軍鶏』も2度映画化されてきた。また、優れた写真家としても知られ、その作品は世界各地で紹介されている。1970年にメキシコ国民文学賞、1983年にアストゥリアス皇太子賞(現アストゥリアス王女賞)を受賞。1986年没。